上海駐在員/旅行業/旅行者:<使える上海語講座>修了者:証券業/運輸業/商社/社長
夢の中国語!上海語


こんなにも日本語に近い中国語です。
これが「上海語」の<発音>だ!
それで、上海の人達は中国語の発音より日本語の発音の方が上手(?)なのです。
(1)私達も正しい発音で日々使っている上海語がある。
漢音=ジン
呉音=ニン

漢和辞典の「人」を引いてみてください。 呉音、というので「ニン」とありますね。これが、上海語、です。
越同舟」の「呉」、 「三国志」中の一国、「呉」です。
今の上海がある一帯は、昔、「呉」の国があった所です。


(2)音の重なりで連濁傾向が見られる。
●同じ音の場合:謝+謝=?

シャ ひと
シャ ジャ ひと
「感謝」の「謝(シャ)」も上海語ですが、 上海語の文法は中国語と同じなので「謝謝」となります。
ところが、上海語は日本語の「時々」と同じように連濁傾向があるので「シャジャ」のようになるのです。
ただし、「シャジャ」の「ジャ」は非常にあいまいな音ですので、むしろ<通じる>ことを第一に考えれば
「シャヤ」くらいの方が適切かもしれません。


●違う音の場合:例えば「遊ぶ(paシャン)」に、「いい」の意の「好(ホー)」が付いて「面白い」に変わる時は、、、
白相 シャ
遊ぶ
上海語
おもしろい
白相 ホー シャン ほん

(3)濁音が、ハッキリとある
●マ(物) ●イ(今) ●ガッニン(外国人) ●チディ(いくら)●サディファン(どこ)●ツェンガ?(本当?)

4)巻舌音がない。
(5)語尾の”g”が、聞き取れない。
(6)”ai” が”e” になる
an ai ren
(4) an (5) (6) nin
3)中国語の発音で私達に苦手な音のひとつが巻舌音ですが、こんな音は日本語にないので、私達は
例えば「シャ」のような(拗)音で代用します。
上海の人達は、、、やはりこんな音は上海語にないので、彼等は無視するか(shaをsaで)=(上)、
他の音で代用(rをnで)=(人)するかします。

(4)中国語の発音の内、やはり困るのが語尾の”g”です。 ほとんど聞き取れませんね。
上海の人達は、これも平然と無視します。

(5)「関係ねーんだよ」「しょーがねーなー」など雑に崩して言う時の「ねー」になる部分に注目してください。
これは言うまでもなく、「ない」が「ねー」に置き換わったものです。
「うまい」が「うめー」に、時代劇での「はい」が「へえ」に変わるのものも同じ法則です。

関係ない ai 関係ねー
うまい ai うめー
はい ai へえ
これと同じルールが上海語にも働きます。
「シャンハイ」の「ハイ」 ai 「上海」「サンヘー」の「ヘー」
「ツァイチエン」の「ツァイ」 ai 「再会」「ツェーウェ」の「ツェー」
「来」の「ライ」 ai 「来て」の「レー」
それで「上海人」は上海語で、
サンヘーニン

となります。(下線部分を低く、太字を強く発音してみてください)

7)破裂音(タ行・カ行など)の前で促音化する

そう
ショウ ショウ ソウ
shoo shoo soo
そっ
ショッ ショッ ちゃ ソッ
わかりました お嬢さん 対的・・・ I see
上海語
日本語
日本語で「そっか・・」と言っても「そうか・・・」と言っても意味差がほとんどないように上海語でも
「ショッたラ」と言っても「ショー(ッ)たラ」と言ってもどちらでもかまいません。
ただ、多分あなたが「あっ、そっか・・」とよく言うように上海の人達も「ショッたラ」の方が普通のようです。
表記的には、<ショッタラ>でも<ショー(ッ)タラ>でもかまいませんが、<シィオダッラッ>的なものではありません。


上海語発音一覧

  四声 巻舌音 語尾のgを聞き取る 清音・濁音 連濁 促音 ”ai” が、 ”e” に
中国語
×
×
×
×
上海語
×
×
×
(laiがleに/zaiがzeに/kaiがkeに)
日本語
×
×
×
(「関係ないよ」が 、「関係ねーよ」 に)



たとえば、上海語とは、こんな(上記)感じです。(発音は日本語に近くても文法は中国語と概ね同じです

ここで、「ヴェ」のいうのが見えますね。 英語の ”v” と同じ発音です。 中国語の”f”は、”v”に置き換わります。

「ホーちゃ」の「ちゃ」は(人によっては)かなりあいまいな音です。(<7>と同じ発音らしいのですが、私自身は<7>は、<ちぇ>に聞こえます。)

日本語にない音としては、鼻濁音(「暗号」の「ご」。「ンゴ」のような感じ)が語頭にくることも挙げられます。これは、中国語にもない音として、上海語の特徴的な音といえるでしょう。(実は「私」がちょうどこの「ゴー」ですので、結構よく出てきます。「ゴー」は、漢字で書くと、「吾」でしょうか。)
そして、最後となりましたが、もちろん中国語なので、有気音/無気音の対立はあります。ただし、中国語とは違って、清音/濁音の対立がはっきり聞き取れる分、余計な心配はしなくとも「没関係」(マクエシー)=だいじょうぶです。
一応、ここでは<ひらがな>が有気音ですので、少し強めにハッキリと発音してみてください。

さて、ここまで読まれた熱心な方は、上海語の他の本もご覧になったことがおありかもしれません。そして、

ゼーウエ(さようなら)
が正しいのか、それともツェーウェなのか、

ジャジャ(ありがとう)
でいいのか、はたまた、シャジャなのか、
一体どうなっているのだろう? と首をかしげられたかもしれません。

シィオダッラッ(わかりました)

ショッタラ
では本当に随分ちがいます、よね。

ザンヘー(上海)

サンヘー


ザッパンニン(日本人)

ザッベンニン

ザップンニン

サパニン


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